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「マネジメント系って地味でつかみどころがない」
「プロジェクトの実務経験がないからイメージが湧かない」
「アローダイアグラムの計算で毎回つまずく」
こんにちは、パラオです。
ITパスポートを取得した30代パパです。マネジメント系は出題数こそ少ないものの、「各分野300点以上」の足切りがあるため捨てられない分野です。実務経験ゼロでも得点源にできた3つのコツをお伝えします。
マネジメント系とは何か?出題割合を確認
ITパスポートは3つの分野で構成されています。
| 分野 | 出題割合 | 内容 |
|---|---|---|
| ストラテジ系 | 約35% | 経営戦略・マーケティング・財務会計・法務 |
| マネジメント系 | 約20% | プロジェクト管理・サービス管理・システム監査 |
| テクノロジ系 | 約45% | ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク・セキュリティ |
出題割合は約20%と3分野で最少ですが、合格基準は「総合600点以上かつ各分野300点以上」。マネジメント系だけ300点を下回ると、他が満点でも不合格です。
しかも範囲が狭い分、**短期間の対策で得点が伸びやすい「コスパの良い分野」**でもあります。
マネジメント系が苦手になる理由
理由①:実務経験がないとイメージが湧かない
「プロジェクトマネージャ」「サービスデスク」「監査人」など、実際に働く場面を見たことがない役割の話が続くため、用語が頭に残りにくいです。
理由②:似た用語の区別がつきにくい
「プロジェクトマネジメント」と「サービスマネジメント」、「内部統制」と「システム監査」など、似た響きの用語の違いを問う問題が多く、あいまいな理解だと選択肢を絞れません。
理由③:アローダイアグラムなどの計算問題がある
クリティカルパスを求めるアローダイアグラム(PERT図)や工数計算など、解き方を知らないと手も足も出ない問題が含まれます。
マネジメント系を得点源にする3つのコツ
コツ①:分野を「3つのブロック」に分けて整理する
マネジメント系は大きく3ブロックに分かれます。それぞれ「誰が・何を管理する話か」を押さえるのが出発点です。
ブロック1:開発技術・プロジェクトマネジメント
| 頻出テーマ | キーワード |
|---|---|
| 開発の流れ | 要件定義→設計→プログラミング→テスト |
| 開発手法 | ウォーターフォール・アジャイル・スクラム |
| プロジェクト管理 | WBS・アローダイアグラム・クリティカルパス |
| 見積り・進捗 | 工数(人月)・ガントチャート |
覚え方のコツ: 「家を建てる工事」に置き換える。要件定義は間取りの相談、WBSは工事の工程表、クリティカルパスは「ここが遅れると完成が遅れる」最長経路。
ブロック2:サービスマネジメント
| 頻出テーマ | キーワード |
|---|---|
| サービスの品質管理 | SLA(サービスレベル合意書)・SLM |
| 障害・問合せ対応 | インシデント管理・問題管理・サービスデスク |
| 運用管理 | 変更管理・リリース管理 |
| 設備 | ファシリティマネジメント・UPS |
覚え方のコツ: 「携帯キャリアのサポート窓口」をイメージする。SLAは「契約時に約束する品質基準」、インシデント管理は「今困っている障害をまず復旧させる」、問題管理は「根本原因を後からつぶす」。
ブロック3:システム監査・内部統制
| 頻出テーマ | キーワード |
|---|---|
| システム監査 | 監査人の独立性・監査証拠・監査報告 |
| 内部統制 | 職務分掌・相互けん制・モニタリング |
| ITガバナンス | 経営陣によるIT活用の統制 |
覚え方のコツ: 監査は「第三者によるチェック」、内部統制は「社内の仕組みによるチェック」。「誰がチェックするか」で区別すると混乱しません。
コツ②:アローダイアグラムは「解き方の手順」を固定する
マネジメント系の計算問題は出題パターンが限られており、解き方の手順さえ覚えれば安定した得点源になります。
クリティカルパスの求め方(3ステップ)
- スタートからゴールまでのすべての経路を書き出す
- 各経路の所要日数を合計する
- 最も長い経路がクリティカルパス
例:経路A(3日+5日=8日)、経路B(4日+6日=10日)
→ クリティカルパスは経路B(10日)
工数計算も「作業量(人月)=人数×月数」の関係を使うだけです。過去問で5〜10問解けば型が身につきます。
コツ③:「時系列」で用語を並べて覚える
マネジメント系の用語は、仕事の流れ(時系列)に沿って並べると記憶に残りやすくなります。
| 段階 | 登場する用語 |
|---|---|
| 開発の計画 | WBS・工数見積り・ガントチャート |
| 開発中 | 進捗管理・テスト(単体→結合→システム→受入) |
| 運用開始後 | SLA・インシデント管理・サービスデスク |
| 定期チェック | システム監査・内部統制の評価 |
単語帳のようにバラバラに覚えるのではなく、「システムが作られて、運用されて、チェックされる」という一連のストーリーの中に用語を配置するのがコツです。
マネジメント系の頻出問題パターン
パターン①:役割・目的の正誤を問う問題
「インシデント管理の目的として適切なものはどれか」など。**似た用語との違い(インシデント管理vs問題管理)**を意識して覚えていれば解けます。
パターン②:アローダイアグラム・工数の計算問題
解き方の手順を覚えれば確実に得点できます。毎回ほぼ同じ形式で出題されます。
パターン③:テスト工程の順序を問う問題
「単体テスト→結合テスト→システムテスト→受入テスト」の順序と、それぞれ誰が何を確認するかを問われます。
分野別の重点配分(マネジメント系)
| サブ分野 | 重要度 | 重点度 |
|---|---|---|
| プロジェクトマネジメント(計算含む) | ★★★★★ | 最優先 |
| サービスマネジメント | ★★★★☆ | 高 |
| 開発プロセス・テスト | ★★★★☆ | 高 |
| システム監査・内部統制 | ★★★☆☆ | 中 |
範囲が狭いため、過去問2〜3年分を分野別に解けばほぼ全パターンに触れられます。仕上げの効率が3分野で最も良いのがマネジメント系です。
よくある質問
Q. マネジメント系は何点取れれば合格できますか?
A. 合格基準は「総合600点以上かつ各分野300点以上(1,000点満点)」です。マネジメント系も**300点以上(60%以上)**を下回らないことが必須です。
Q. 出題数が少ないので後回しでいいですか?
A. 後回し自体は合理的ですが、「捨てる」のはNGです。足切りがあるため、試験2〜3週間前には過去問演習で60%以上を安定させておきましょう。
Q. 実務経験がないと不利ですか?
A. 不利にはなりません。問われるのは用語の意味と基本的な計算だけで、実務レベルの判断は出題されません。ストラテジ系・テクノロジ系の攻略法はストラテジ系が苦手な人へ・テクノロジ系が苦手な人へをご覧ください。
まとめ|マネジメント系克服の3コツ
- 分野を「3ブロック」に分けて(プロジェクト管理・サービス管理・監査)「誰が何を管理するか」で整理する
- アローダイアグラムは解き方の手順を固定して確実な得点源にする
- 時系列のストーリーで用語を配置して覚える(作る→運用する→チェックする)
マネジメント系は範囲が狭く、かけた時間がそのまま得点に反映されやすい分野です。足切り回避のためにも、直前2〜3週間で集中的に仕上げましょう。
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