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証券外務員一種のデリバティブが覚えられない人へ|92%合格者の攻略法

公開:2026年8月31日 パラオ PR
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「デリバティブの用語がまったく頭に入らない」
「プットとコール、売りと買いで頭が混乱する」
「デリバティブを捨てて合格できないかな…」

こんにちは、パラオです。

証券外務員一種に独学・正解率92%で合格した30代会社員です。とはいえデリバティブは私も最後まで苦戦した分野で、一時は「捨てようか」と本気で考えました。この記事では、そこから得点源に変えた攻略法をお伝えします。

結論からお伝えすると:

  • デリバティブが覚えられないのは「取引のイメージがないまま用語を暗記している」から
  • 攻略の入口は「将来の売買の約束(先物)」と「権利の売買(オプション)」の2つだけ
  • プット・コールは4象限の図を自分で書けるようにする
  • 出題パターンは限られているため、捨てるより「頻出3パターン」に絞るのが正解

デリバティブは「捨てて合格」できるのか

まず気になるこの疑問に答えます。捨てるのはおすすめしません。

一種の試験(100問・440点満点・308点で合格)で、デリバティブ関連は五肢選択の計算問題を含めて配点の2〜3割を占めるとされます。丸ごと捨てると、他の全分野でほぼ満点近くを取る必要があり、かえって難易度が上がります。

ただし、全部を完璧にする必要もありません。頻出パターンに絞れば、投入時間の割に得点が安定する分野です。


覚えられない根本原因:「取引の場面」を想像していない

デリバティブの用語が頭に入らない最大の原因は、何をしている取引なのかイメージしないまま、定義の文字面を暗記しようとすることです。

まず、たった2つの枠組みだけ押さえてください。

種類一言でいうと身近な例
先物取引将来の売買を「今の値段」で約束する「来月の米を今の価格で予約購入」
オプション取引売買する「権利」だけを売り買いする「予約する権利だけ買っておき、行使は自由」

スワップも出題されますが、まずこの2本柱を固めるのが先です。すべての用語はこの2つの枠組みの中の登場人物にすぎません。


攻略法①:プット・コールは「4象限の図」で覚える

一種受験者を最も混乱させるのが「コールの売り」「プットの買い」の4パターンです。文章で覚えようとせず、4象限の表を白紙に書けるようにするのが最短です。

買い手(権利を持つ)売り手(義務を負う)
コール(買う権利)値上がりで利益/損失はプレミアムに限定値上がりで損失/利益はプレミアムに限定
プット(売る権利)値下がりで利益/損失はプレミアムに限定値下がりで損失/利益はプレミアムに限定

覚え方のコツは2つだけです。

  1. 「買い手は権利、売り手は義務」——損失が限定されるのは常に買い手
  2. コールは「値上がりを喜ぶ側」、プットは「値下がりを喜ぶ側」

私はこの表を通勤電車で毎日1回、頭の中で再現する練習をしました。1週間で混乱がなくなります。


攻略法②:頻出3パターンに計算問題を絞る

デリバティブの計算問題は種類が多く見えますが、過去の出題は次の3パターンに集中しています。

パターン内容対策
① オプションの損益計算プレミアムと権利行使価格から損益分岐点を求める「権利行使価格±プレミアム」の型を暗記
② 先物の損益計算建玉の売買差額×取引単位掛け算のみ。取引単位のケタミスに注意
③ 制度・用語の正誤証拠金・限月・反対売買などの○×用語の定義を一問一答で反復

問題集のデリバティブ章を解くとき、「これは3パターンのどれか」をラベリングしながら解くと、出題の型が見えてきて不安が消えます。


攻略法③:学習順序は「最後にまとめて2週間」

デリバティブは他の分野(株式・債券・投信)と独立性が高いため、最初に着手すると挫折しやすい分野です。

時期やること
学習前半デリバティブは飛ばす。株式・債券・投信・法令を先に固める
試験2〜3週間前デリバティブだけを毎日30分×2週間集中演習
直前期4象限の図と頻出3パターンを最終確認

私はこの「後回し&短期集中」で、苦手意識のあったデリバティブを本番では得点源にできました。全体の学習計画は一種の難易度・勉強時間を参考にしてください。


よくある質問

Q. スワップ取引はどこまでやるべきですか?
A. 金利スワップ・通貨スワップの「基本的な仕組みの正誤問題」レベルで十分です。複雑な計算はほぼ出題されないため、深追いは不要です。

Q. デリバティブが嫌なら二種を受けるのはアリですか?
A. アリです。二種はデリバティブが出題範囲外なので、まず二種で合格体験を積み、その後一種に挑む戦略も有効です。詳しくは二種の難易度をご覧ください。

Q. どのくらい正解できれば十分ですか?
A. デリバティブ分野で6〜7割取れれば、他分野との合算で合格ライン(総合7割)に余裕を持って届きます。満点を狙う分野ではありません。


まとめ|デリバティブは「型」に絞れば得点源になる

  • 覚えられない原因は取引のイメージ不足——「先物=将来の約束」「オプション=権利の売買」の2本柱から
  • プット・コールは4象限の図を白紙に書けるようにする
  • 計算問題は頻出3パターンに絞る(損益分岐点・先物損益・用語の正誤)
  • 学習順序は後回し&試験前2週間の短期集中が効率的
  • 捨てるのはNG——6〜7割の得点で十分戦える

一番の難所を乗り越えれば、合格はすぐそこです。問題集のデリバティブ章から逃げずに、まず4象限の図から始めてみてください。

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# 証券外務員 # 一種 # デリバティブ # 先物 # オプション
この記事を書いた人
パラオ

パラオ|2児のパパ会社員

30代・4歳と2歳を育てるパパ会社員。育児と仕事に追われる毎日の中で、 簿記3級・2級 / FP3級・2級 / 証券外務員一種 / ITパスポートを取得。 「スキマ時間×仕組み化」で資格を取る実体験を発信中。