「子育てしながら勉強なんて無理だよ」
「帰宅したらもう疲れ果てて、勉強する気力が残っていない」
「子どもが寝たら自分も一緒に寝てしまう」
こんにちは、パラオです。
この言葉、以前の私がそのまま言っていたセリフです。
4歳と2歳を育てながら会社員として働く私は、育児・仕事・家事で毎日ヘトヘトです。朝7時に子どもを起こして保育園に連れていき、仕事をして、残業をできるだけ断って帰り、子どもと遊んでご飯を食べさせてお風呂に入れて…気づけば夜22時です。
それでも私は、この3年間で簿記3級・2級・FP3級・2級・証券外務員一種・ITパスポートの6資格を取得しました。
「まとまった勉強時間」はゼロでした。使ったのは毎日のスキマ時間だけです。
この記事では、私が実践している「子育て中でも資格が取れるスキマ時間勉強法7選」を公開します。
なぜ「スキマ時間」が子育てパパに最強なのか
子育て中に「まとまった勉強時間」は存在しない
独身時代や子どもが生まれる前は「週末に3時間まとめて勉強する」ことができました。でも子どもが生まれてからは、週末は子どもとの時間になります。「今日は3時間勉強するぞ」と決めても、子どもが熱を出したり、妻に予定が入ったりして計画は崩れます。
まとまった時間を「確保しよう」とする戦略は、子育て中には機能しません。
スキマ時間の積み上げは「確実に積み上がる」
一方、スキマ時間は毎日必ず存在します。
- 通勤電車の往復30分
- 昼休みの15分
- 子どもの寝かしつけ後の30分
これらを合計すると1日75分になります。30日続ければ37.5時間。これはFP3級の合格に必要な勉強時間(40〜60時間)にほぼ相当します。
スキマ時間の最大の利点は「予定通りに使えること」です。電車は毎日乗ります。昼休みは毎日来ます。子どもが寝る時間帯は(ほぼ)毎日あります。まとまった時間と違い、崩れにくい。
スキマ時間勉強法7選
方法① 通勤電車で「動画講義を聞く」
推奨時間:片道15〜20分 × 往復 = 30〜40分/日
通勤電車は最高の学習タイムです。立っていても座っていても、スマホでイヤホンをして動画講義を視聴できます。
ポイント:
- 1.5〜2倍速で視聴して時間効率を上げる
- 聞き取れなかった箇所は通勤中に2〜3回聞き直す
- 混んでいて画面が見られない場合は「音声のみ」でも十分
スタディングやYouTubeの解説動画は、電車内で音声だけでも内容が入ってきます。最初は「聞き流し」から始めて、繰り返すうちに理解が深まります。
方法② 昼休みの「問題演習15分」
推奨時間:15分/日
お昼ごはんを食べ終わった後の15分は、集中力が残っている貴重な時間です。スマホで問題演習アプリを開いて、○×問題や過去問を解きます。
ポイント:
- 食事中に「今日の問題テーマ」を決めておく
- 解説まで読む習慣をつける(正解しても解説を確認)
- 昼休みが取れない日は無理しない
毎日15分の昼休み演習を積み上げると、1ヶ月で約7.5時間になります。
方法③ 寝かしつけ後の「集中30分」
推奨時間:30〜45分/日
子どもが寝た後の静かな時間は、1日で最も質の高い学習時間です。疲れていますが、静寂の中で集中できる唯一の時間帯でもあります。
ポイント:
- 始める前に「今夜やること」を1つだけ決める
- 計算問題や読み込みが必要な箇所はこの時間に集中
- 眠くなったら無理せず寝る(睡眠不足は翌日のパフォーマンスを下げる)
この時間帯に「今日のまとめ」として、電車で聞いた講義の問題を解くと記憶の定着率が上がります。
方法④ 家事中に「耳学習」
推奨時間:30分〜1時間/日
食器洗い・洗濯物を畳む・料理中など、手は動いていても耳は空いている時間があります。
ポイント:
- Bluetoothイヤホンを購入する(有線は危ない)
- 動画講義を音声のみで再生する
- 「今日の復習」として、すでに視聴した講義をもう一度聞く
私はAirPodsを使って、洗い物をしながら当日視聴した動画を再生する「耳学習ルーティン」を続けています。内容を聞きながら手を動かすと、記憶への刷り込みが強くなる感覚があります。
方法⑤ 子どもの習い事の「待ち時間」
推奨時間:30〜60分/回(週1〜2回)
子どもの習い事(スイミング・体操・英語など)の待ち時間は、じっくり腰を据えて勉強できる時間です。
ポイント:
- スマホとイヤホンがあればどこでも学習可能
- 他の保護者と雑談したい気持ちもわかるが、週1〜2回の1時間は学習時間にする
- 問題集をPDF化してスマホに入れておくと、紙を持ち歩かなくて済む
週2回・1時間の待ち時間を学習に使えば、月8時間のボーナスタイムになります。
方法⑥ トイレ・お風呂での「暗記カード」
推奨時間:5〜10分/回 × 複数回
トイレの壁や浴室の扉に「暗記すべき公式や用語」を貼っておく方法です。
ポイント:
- A4用紙に大きく書いて、見やすい位置に貼る
- 週ごとに更新して、覚えたものは外す
- 覚えにくい公式(FPの計算式・簿記の仕訳)に特に有効
私はFP2級の「6つの係数(終価係数・現価係数など)」と証券外務員の「信用取引の計算式」をお風呂に貼って毎日確認しました。1週間で自然に覚えられました。
方法⑦ 週末の「30分朝活」
推奨時間:30分/日(週末のみ)
子どもが起きる前の早朝30分は、最も集中力が高い黄金時間です。
ポイント:
- 子どもより30〜45分早く起きる
- コーヒーを飲みながら問題集や過去問を解く
- この時間だけは「問題演習のみ」に特化する(インプットは電車でやる)
毎日ではなく週末のみでOKです。週2回×30分=月4時間のボーナスタイムが生まれます。
7つの方法を組み合わせた私の1日のルーティン
| 時間帯 | 学習内容 | 時間 |
|---|---|---|
| 起床後〜朝食 | (週末のみ)問題演習 | 30分 |
| 通勤電車(朝) | 動画講義視聴(1.5倍速) | 20分 |
| 昼休み | 過去問演習 | 15分 |
| 通勤電車(夜) | 動画の復習・問題確認 | 20分 |
| 夕食後の家事中 | 耳学習(当日の復習) | 30分 |
| 寝かしつけ後 | まとめ学習・計算問題 | 30分 |
平日合計:約1時間25分(家事中の耳学習含む)
これを平日5日+週末2日継続すると、1ヶ月で約30〜40時間になります。
スキマ学習を継続するための3つのコツ
コツ①:完璧主義を捨てる
「今日は疲れたから勉強できなかった」と自分を責めないことが大切です。子どもの夜泣きで寝かしつけ後に起き上がれない日もあります。そういう日は5分だけ問題集を眺めるだけでOK。ゼロにしないことだけを意識しましょう。
コツ②:学習ツールはスマホ1台に集約する
荷物が増えると「今日は教材を持ってくるのを忘れた」という言い訳が生まれます。スマホだけで完結できる学習ツール(スタディング・過去問道場・YouTube)に絞ることで、どこにいてもすぐ勉強を始められます。
コツ③:試験日を先に決める
「勉強が仕上がったら申し込もう」では永遠に申し込みません。勉強を始めた段階で試験日を決めてしまい、逆算でスケジュールを組む。締め切りがあるとスキマ時間の使い方が変わります。
スキマ時間勉強が向いている資格・向いていない資格
向いている資格(スキマ学習で十分取れる)
- FP3級・2級 → 択一式・知識問題中心
- ITパスポート → CBT・知識問題中心
- 証券外務員一種・二種 → CBT・計算問題も対応可
- 簿記3級 → 仕訳の反復練習がスキマでできる
時間管理が必要な資格
- 簿記2級・1級 → 計算問題の量が多い。スキマだけでは時間が足りない場合がある
- 中小企業診断士 → 論述試験あり。まとまった演習時間が必要
まとめ|子育てパパのスキマ時間勉強法7選
| 方法 | 時間 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| ① 通勤電車で動画講義 | 30〜40分/日 | ★★★★★ |
| ② 昼休みの問題演習 | 15分/日 | ★★★★★ |
| ③ 寝かしつけ後の集中30分 | 30分/日 | ★★★★★ |
| ④ 家事中の耳学習 | 30〜60分/日 | ★★★★☆ |
| ⑤ 習い事の待ち時間 | 30〜60分/回 | ★★★★☆ |
| ⑥ トイレ・お風呂の暗記 | 5〜10分/回 | ★★★☆☆ |
| ⑦ 週末の朝活30分 | 30分/日(週末) | ★★★★☆ |
「時間がないから無理」は思い込みです。
子どもが起きている時間は家族との大切な時間です。それを削る必要はありません。すき間に学習を差し込む仕組みを作れば、子育て中でも確実に資格は取れます。
私がそうだったように、あなたも「スキマ時間の積み上げ」で夢の資格に近づけます。一緒に頑張りましょう!