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「子供が生まれたら学資保険に入るべき?」
「学資保険よりNISAの方がいいって聞いたけど本当?」
「FPに相談した方がいいのかな」
こんにちは、パラオです。
4歳と2歳を育てるFP2級保有の30代パパです。子供が生まれたとき、私も「学資保険どうする?」という問いと向き合いました。
結論から言います。私は学資保険に入りませんでした。 その理由と、学資保険が向いている人・向いていない人をFPの視点でお伝えします。
学資保険とは
学資保険は「子供の教育費を積み立てることを目的とした保険商品」です。
仕組み:
- 毎月保険料を支払い、子供が一定の年齢(15歳・18歳など)になると満期保険金を受け取る
- 契約者(親)が死亡・高度障害になった場合、以降の保険料が免除されて満期金は受け取れる(払込免除特約)
学資保険の3つのメリット
① 「強制貯蓄」になる
学資保険の最大のメリットは「払わないといけない仕組み」です。
任意の積立(銀行・NISA)は「今月だけ減らそう」「急出費があるから止めよう」と崩しやすいですが、学資保険は中途解約すると元本割れするため、貯め続ける強制力があります。
「貯金が続かない」「つい使ってしまう」という人には向いています。
② 親の死亡・高度障害時に保障がある
「払込免除特約」により、親が亡くなった後も予定通りの満期金を受け取れます。
生命保険と教育費積立を兼ねた商品として見ると、保障価値があります。
③ 確実に「目標額」を受け取れる
株式のような価格変動がないため、満期時に受け取れる金額が確定しています。「相場に左右されず確実に受け取りたい」という方に安心感があります。
学資保険の3つのデメリット
① 利回りが低い
学資保険の実質利回りは0.1〜0.3%程度(商品・契約年齢による)が多いです。
低金利時代に設計された多くの学資保険は「払い込んだ金額とほぼ同額が戻ってくる」水準のものも少なくありません。
インデックス投資(長期平均4〜6%)と比較すると、運用効率は大幅に劣ります。
② 途中解約すると元本割れする
急な出費や家計の変化で途中解約した場合、払い込んだ保険料より少ない金額しか戻りません。
子育て期は収入・支出の変化が大きいため、「絶対に解約しない」という前提が崩れるリスクがあります。
③ インフレに弱い
受け取れる金額が契約時に固定されているため、物価が上がると実質的な価値が下がります。
18年後の大学入学時に「500万円受け取る」として契約しても、インフレが進めばその500万円の価値は目減りします。
学資保険 vs NISA:どちらで教育費を準備するか
| 比較項目 | 学資保険 | NISA(インデックス投資) |
|---|---|---|
| 期待利回り | 0.1〜0.3% | 年4〜6%(長期平均) |
| リスク | ほぼなし(確定) | あり(価格変動) |
| 元本保証 | あり | なし |
| 途中引き出し | 解約損あり | いつでも可能 |
| 払込免除 | あり | なし |
| インフレ対応 | 弱い | 強い(株価は長期でインフレを超える) |
| 強制貯蓄 | ◎ | △(自己管理が必要) |
試算:月1万円を18年積み立てた場合
| 方法 | 元本 | 受取額(概算) |
|---|---|---|
| 学資保険(利回り0.2%) | 216万円 | 約218万円 |
| NISA(年利5%想定) | 216万円 | 約337万円 |
18年間で約120万円の差が生まれます。
私がNISAを選んだ理由
FP2級を取得した後、学資保険とNISAを比較検討して、NISAで教育費を積み立てる選択をしました。
理由①:長期投資の複利効果を最大化したかった
子供が0歳のうちに始めれば18年間の投資期間があります。この「時間」を使った複利効果は学資保険には出せません。
理由②:払込免除はほかの生命保険でカバーできる
「親が死んでも教育費が確保される」機能は、学資保険の払込免除特約より定期生命保険で代替できます。しかも定期保険の方が保障コストが安いケースが多いです。
理由③:いつでも引き出せる柔軟性が子育てに向いている
子供の進路が変わる・海外留学する・早めにまとまった費用が必要になるなど、教育費のタイミングは予測不能です。NISAならいつでも引き出せるため、ライフステージの変化に対応できます。
学資保険が向いている人
NISAに批判的な立場ではありません。学資保険が向いている人もいます。
✅ 投資のリスクに不安を感じる人
→ 相場の変動に精神的なストレスを感じる場合は確実性の高い学資保険が向いている
✅ 貯金が続かない・使い込んでしまう心配がある人
→ 強制貯蓄の仕組みが必要な場合は学資保険の「やめにくさ」がプラスに働く
✅ 親の保障が不十分な人
→ 生命保険が薄い場合、払込免除特約付きの学資保険が「一石二鳥」になる
保険の見直しはFPへの無料相談がおすすめ
「学資保険とNISA、どちらが自分に合うか」は家庭の状況によって変わります。
ほけんの窓口やマネードクターなどの無料FP相談サービスを利用すると、自分の家計・収入・保障内容を踏まえた上で中立的なアドバイスをもらえます。
保険会社の営業担当ではなく、複数社を比較できる独立系FPに相談するのがポイントです。
よくある質問
Q. 学資保険には今から入れますか?
A. 多くの学資保険は子供が6〜8歳未満を加入上限としています。早めに検討する必要があります。
Q. すでに学資保険に入っています。解約すべきですか?
A. 解約のタイミングによっては元本割れします。現在の返戻率・残り払込期間・解約返戻金を確認した上でFPに相談することをおすすめします。
Q. NISAで教育費を積み立てていて、大学入学直前に相場が下がったらどうなりますか?
A. リスクとして存在します。対応策として「大学入学の3〜5年前から徐々に現金化する」という戦略をとる人が多いです。一度に全額現金化せず、段階的に売却することでリスクを分散できます。
まとめ|学資保険の必要性は家庭によって異なる
- 学資保険の利回りは低いが、強制貯蓄機能・払込免除には価値がある
- NISAは長期での運用効率が高いが、価格変動リスクと自己管理が必要
- FP2級パパの結論:投資リスクを許容できる人はNISA、不安な人は学資保険
- 「払込免除」機能は定期生命保険で代替できる
- 迷ったら無料のFP相談で家庭の状況に合わせたアドバイスをもらう
「子育て世帯の王道」は存在しません。自分の家計・性格・リスク許容度に合わせた選択が最善です。